こんにちは、どうも僕です
上の写真は道に倒れた木を跨ぎつつ、回転蹴りを繰り出している僕です
さて、今回は自分なりの作曲の進め方を書いていこうかなと思います
最近プロの作曲方法がYoutubeに上がっていて、人の作曲の進め方を見るのが結構面白かったので自分も書いてみることにしました
普段、具体的に進め方や手順はあまり決めずに作曲しているのですが、自分の場合はイントロを作り込むところから始めることが多いです
元々BGMをメインで作っていたこともあり、メロディやコード理論、打ち込み技法がどうのこうのではなく、いかにして表現したい世界観、雰囲気が感じとれる曲を作れるかということを重要視してきました
表現したい雰囲気が作れるのであれば、別に何をしてもいいんじゃないかなと思っています
<イントロ>
以上を踏まえて、イントロは特に自由に作っていきます
曲の全体の雰囲気を決めるような、特徴的で聴いた人の記憶に残るような音を並べていきます
曲によっては、車のエンジン音を録音しに行ってイントロに入れたりもしていました
逆にイントロの雰囲気とAメロの雰囲気を予想を裏切る形にして、驚きを与えて一気に引き込むようなやり方もありだと思っています
このイントロの雰囲気が自分の曲の核になっていて、Aメロ、Bメロ、サビと展開されていきます
曲を再生した瞬間に自分が用意した世界観にあっという間に引き込まれていくような、そんなイントロが用意できればベストだと思います
イントロが上手く作れると後の展開もイメージしやすいので、全体的にまとまった雰囲気の曲が作れることが多いです
<Aメロ>
Aメロはボーカルに一番スポットライトの当たるソロパートのような時間だと思っていて、ボーカルさんの特徴を活かせるような音選びをしています
そのため比較的、構成音は少なくしてボーカルの息遣いや表現に集中できるような状態にすることが多いです
このAメロでボーカルさんに自己紹介をしてもらう、というようなイメージですね
<Bメロ>
Bメロはどんなサビに持って行きたいかで逆算して作っていきます
サビで一番盛り上げたいので、サビとは違うパターンでドラムやベースを入れて、サビとの対比を作ります
特にサビの寸前の引き込み方には気を配っていて、この瞬間もイントロの一種みたいなものかなと思っています
個人的には、ここを適当なフィルのサンプルを貼り付けてそのまま終わりにするのは少し勿体ないかなと思っていて、作曲者の表現力、個性の見せ所だと思います
<サビ>
サビは一番耳に残りやすいような展開を用意します
自分の場合はジャンルを問わず、キャッチ―なメロディを入れることが多いです
サビの展開を作る方法として、Bメロで動きを止めておいたベースをサビで一気に躍らせる、というのをよく使います
サビの盛り上がりはメロディよりも、どちらかというとベースやドラムのパターンで決まると思っています
自分はポップスだけでなくクラブミュージックもよく作るのですが、クラブミュージックは主にベースとドラムパターンの変化で展開を作るところがあるので、その考え方をポップスの歌ものにも適用している感じです
始めの説明で”Aメロではボーカルにスポットライトを当てる”と書きましたが、個人的にはサビはボーカルが主役ではないと思っています
楽器やボーカルそれぞれがサビで色んな見せ場を出して、一体となってサビの盛り上がりを作っている、そんなイメージです
場合によってはサビに入ったときに、メロディがシンプルな繰り返しなどでも凄く盛り上がれる曲がありますが、それは他の楽器が巧みに色んな見せ場を作っているからだと思います
そのオケの見せ場をボーカルがシンプルなメロディに乗せて全体の指揮をとって、上手く取りまとめているような状態かなと思います
色んなサビがあると思いますが、Bメロとの対比によって聴いている人をバッと別の空間に送るような、そんな構成を作れたら耳に残る良い曲になるんじゃないかなと思っています
ここまで色々と書いてきましたが、自分の場合は表現したいものが先にあって、そこから曲に合うボーカルさんと打ち合わせをして、最初に入れていく楽器を決めていきます
なので、まずはドラムを打ち込んで…コード進行はカノンでバッハで…みたいな決まった作り方はしていないです
コード進行は特に音楽理論の知識がなく、耳コピもさっぱりできないので手癖で良い感じに鳴ったコードを繋いでいくような感じですね
あまり固く考えずに自由に、自分でも予想できないような音の変化を楽しみながら作っていった方が良い曲ができることが多いです
何か参考になれば幸いです
では、これから自分は大雪の降るクリスマスの世界へ行ってきます
なんて寒そうなんだ…
以上です
良きゲームライフを
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